サッシ、パネル、ガラスなど建物を構成する様々な部材同士は隙間を空けて取付けられております。 この隙間は目地と呼ばれ、温度・湿度や風圧・地震による伸縮、振動によって部材同士がぶつかり合うのを防ぐ役目をしております。 この目地からの雨水・空気の浸入を防ぎ、水密性・気密性を維持するために弾力性、接着性の強いシーリング材というゴム状の材料を充填する技術がシーリング防水工事です。 |
シーリング防水作業の流れ
![]() マスキングテープとバックアップ材の装填 |
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![]() プライマーの塗布 |
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![]() シーリング材の充填 |
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![]() シーリング材の加圧とならし作業 |
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![]() マスキングテープを除去して出来上がり |
カーテンウオールの先行シールについて
ガラス張りのビルの多くは、カーテンウオールと呼ばれるアルミサッシで出来ています。 こうしたカーテンウオールには、施工順序に従ってガラスが入る前にシールをする箇所が出てきます。 こうしたシールは高度な技術と関連業者との密接な連携の下で行われます。 その結果、設計品質に要求される高度な水密性能や気密性能が確保されます。 その事例をご紹介します。
![]() 方立の先行ジョイントシール |
![]() 方立と無目とのジョイント先行シール |